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2006年8月18日 (金)

お気に入りのイヴ&ロークシリーズ

今回はわたしのお気に入りのシリーズ物の小説をご紹介します。ロマンティック・サスペンスのイヴ&ローク・シリーズ。ロマンス小説を読まれる方にはお馴染みのノーラ・ロバーツが別名義J・D・ロブで書いているんです。シリーズとしては第12作目の「春は裏切りの季節(BETRAYAL IN DEATH)」をご紹介します。

あらすじ-5月のニューヨーク。ロークが所有する最上級のホテル<パレス>で伝説的な女優マグダ・レーンのコレクションがオークションにかけられることになり、記念のパーティーが開催された。イヴもロークと一緒にパーティーに出席していた最中に事件が起こった。ホテルの若いメイドが客室で銀のワイヤーを使って絞殺された。捜査を開始したイヴは様々な証拠から犯人が宇宙にまで悪名をとどろかせている凄腕の殺し屋ヨーストだと確信する。黒幕の真の動機は?黒幕の正体は?そして第二の殺人が起こり捜査を進めるイヴはヨーストを雇った黒幕のターゲットはロークかもしれないと思い当たる。そんな時、FBIに捜査を妨害されイヴは窮地に立たされる。

作者が舞台に選んだのは近未来のニューヨーク。主人公のイヴ・ダラスは暴力渦巻くニューヨークの敏腕捜査官。ファッションには興味の無いイヴは革のジャケットにジーンズでニューヨークの街を疾駆しています。イヴは頭の回転も速く、腕っ節もそこらの男には引けをとらないニューヨーク市警の警部補です。そんなイヴの心の中には今も血を流す深い傷と深い優しさ、熱い正義への思いを持っています。イヴに欠かせないのがローク。彼は巨万の富を築き、多くの資産や地位を手に入れたミステリアスな人物なんです。そして最上のものでなければ満足しない男ローク。ロークも昔はダブリンの裏町から這い出る為に殺人以外の罪を犯したことがあると言うほどのワルだった。こんな二人が協力し合って事件を解決させる。

毎回、同じ人物が登場するシリーズ物ですが、このシリーズの登場人物達は一作ごとに成長が読み取れるんです。今回の第12作目では今まで何かとイヴの心を癒して支え助けてきたロークが弱みを見せるんです。苦しんで自暴自棄になりそうなロークを励まして立ち直らせるんです。う~んイヴも成長したんですね。イヴもロークとの絆に確信が持てるためかロークを叱咤したり、怒らせて負けん気を引き出すことまで出来るようになったんです。助手のピーボディの恋愛がらみのトラブルの慰め役まで買って出て悪戦苦闘するイヴ。色恋沙汰の苦手なイヴからは考えられない行動です。

この作品を読まれる前に是非、第一作から読まれることをお勧めします。イヴとロークの出会いから恋愛・・・それ以後、二人がどうなったかも分かります。そして毎回登場するキャラクターが成長する様子が面白いですし、イヴやロークとの繋がりが分かって物語が面白くなります。たまに前回出た人物とかが出てくることもありますから。

ではシリーズの第一作目から簡単なご紹介をします。

「この悪夢が消えるまで(NAKED IN DEATH)」:娼婦たちを古風な拳銃で殺害していく犯人の正体は?イヴは容疑者と目される大富豪ロークに心惹かれるが・・・ 

「雨のなかの待ち人(GLORY IN DEATH)」:高名な女性達の喉を切り裂く恐怖の殺人鬼。被害者の共通点はロークと付き合いがあったこと・・・

「不死の花の香り(IMMORTAL IN DEATH)」:ロークと関係を強めようとするイヴ。だが親友のメイヴィスが残虐な殺人事件の容疑者に!

「死にゆく者の微笑(RAPTURE IN DEATH)」:相次ぐ動機なき自殺。奇怪なことに死者たちの顔はみな喜びに満ちていた・・・

「魔女が目覚める夕べ(GEREMONY IN DEATH)」:急死した刑事の秘密を探るように命じられたイヴ。その前に立ちはだかるのは魔術を信仰する人々だった・・・

「復習は聖母の前で(VENGEANCE IN DEATH)」:次々と惨殺されていくロークの昔の仲間たち。姿なき犯人は自分は神に祝福されていると語った・・・

「招かれざるサンタクロース(HOLIDAY IN DEATH)」:近付く聖夜を汚すかのように勃発した連続レイプ殺人。イヴは自ら辛い過去を想起しつつ犯人を追う・・・

「白衣の神のつぶやき(CONSPIRACY IN DEATH)」:被害者の臓器を摘出する恐るべき連続殺人事件。捜査に乗り出したイヴはやがてかつてない窮地に追いやられる!

「カサンドラの挑戦(LOYALTY IN DEATH)」:「我々はカサンドラ。我々は現政府を全滅させる」-イヴのもとに戦慄のメッセージを送りつけ街を爆破していく犯人の正体は?

「ラストシーンは殺意とともに(WITNESS IN DEATH)」:イヴとロークが観劇中の芝居の山場は妻が夫を刺し殺す場面。だが、女優の使う小道具が本物のナイフにすり替えられていた・・・

「ユダの銀貨が輝く夜(JUDGMENT IN DEATH)」:凄惨な犯行現場に残されたコインが物語るものは?やがて捜査線上に浮かび上がったのは過去にロークと因縁のあった暗黒外の大物・・・

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コメント

*aprile さん

こんちは!

ちょいと、時間の合間に・・・

サスペンスものって、映画化されたものよりも
原作の方が圧倒的に面白いですよね!

最近は読んでないなぁ~!

あ、台風大丈夫ですか~

投稿: 「感動創造」 | 2006年8月18日 (金) 16時52分

「感動創造」様
台風は夜明け前に日本海に抜けたみたいです。
こちらは大きな被害もなさそうです。お気遣いありがとうございます。
サスペンス物は映画化されてしまうといい場面が無かったりしますね。感動創造さんが言われるように原作の方が圧倒的に面白いですね。頭の中で想像する楽しさが有ります。

投稿: *aprile | 2006年8月19日 (土) 15時59分

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