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2007年3月16日 (金)

ヘザー・グレアムの小説

Photo_25 小説の紹介って久し振りな気がします。今回はヘザー・グレアム「カリブに浮かぶ愛(Queen of Hearts)」です。この著者ヘザー・グレアムもわたしの好きな作家の一人です。

*あらすじ* テロリストによる飛行機墜落事件で夫と子供2人を失い1人生き残ったリアナンは兄の友人である世界的大富豪フラハティの接待役として働いている。美しく、超然とし、どこが手が届かない、魅力溢れるリアナンの虜になったフラハティや彼の周りの人間は彼女を「ハートのクイーン」と呼ぶようになった。フラハティの所有する豪華大型帆船上で開催される「核なき世界」会議の為に世界中から多くの政府関係者や賛同する著名人と一緒にリアナンも接待役兼ブラックジャックのディーラーとしてクルーズに出発した。そしてこのクルーズには各国の重要人物のホストとして下院議員のキールが乗船していた。キールはリアナンが家族を失った飛行機墜落事件で婚約者を亡くしていた。家族を亡くしたリアナンは夫と子供達の死はキールのせいだと思う事で心の平静を保っていたが、次第に彼の男性的な魅力に惹きつけられていく。しかし、大型帆船で思いも寄らない出来事が発生し悲劇の大波に飲み込まれようとしていた。

ホラー物やヒストリカル(歴史物)も多く手がけるヘザー・グレアムの初期の作品です。同じ飛行機墜落事件で大切な人を喪った二人。リアナンはキールに反発するが、キールは悲しみの中で生きるリアナンをどうにかして新しい世界に導こうとするんです。あの手、この手を使ってリアナンに接触してくるキールから目を背ける事が出来ず、リアナンは不本意ながらもキールを見る目が変わって来るのに気づくんです。

リアナンってすごく強い女性だと思います。だって日常の生活や仕事をして・・・笑う事も出来るほどですから。わたしだったらもっと悲しみにくれて違う事なんて出来ずにいると思います。ましてや笑いなんか忘れてそうな気がします。そんなリアナンが夜のベッドで夫を思い出して「温かく守ってくれる腕が欲しい」と思う場面は幸せな結婚生活を経験した女性の本音だと思います。

悲惨な事件を経験し乗り越えたリアナンとキール。その二人に再びテロリストが牙を剥いて襲い掛かる。キールはリアナンを喪うかもしれない状況に追い込まれて初めてリアナンが抱えて生きて来た苦悩を理解するんです。男の強さに惹かれるリアナン。女の強さを思い知るキール。二人の恋の行方にはハラハラ、ドキドキさせられます。

やっぱり本っていいですね。場面を想像しながら読み進む楽しみがあります。わたしは本を読むのが遅い方です(笑)想像しながら読んでいくとどうしても遅くなるんです。本をゆっくり読みながら自分だけの世界を作るのは大好きです(笑)さ~て次は何を読もうかな。

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コメント

*aprile さん

こんばんは!

この手の小説、最近読んでいないですね~!

読み始めると止まらなくなるので(笑)

やっぱりドラマや映画化されたものよりも
原作が一番面白いですよね。

投稿: 「感動創造」 | 2007年3月16日 (金) 16時42分

「感動創造」様
原作が一番。わたしもそう思います。
自分の感性で登場人物や場面を作れますから。
この手の小説もたまの息抜きにはいいですよ(笑)
お忙しい時期が過ぎたら是非、一度読んで見て下さい。

投稿: *aprile | 2007年3月19日 (月) 14時06分

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