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2008年1月12日 (土)

ジェイン・A・クレンツの「運命のいたずら」

Photo お気に入りの作家の一人、クレンツの「運命のいたずら」(原題:Twist of Fate)は彼女の初期の作品です。

*あらすじ* ハナ・ジェシットは大学で学生の適正を見抜いて各人に合った進路指導を仕事にしていた。この仕事が気に入っていて自信もあったハナは弟の会社を乗っ取ろうとしていた凄腕の投資家ギデオン・ケージに初対面の席で「あなたの生き方は間違っている」と忠告してしまう。そんなハナに無関心で居られなくなったギデオンはハナを追いかけ始める。高名な人類学者を伯母の遺品を整理するためにハナはカリブの孤島サンタ・アイネズに旅立とうとしていた時、空港でハナはギデオンに呼び止められる。何故かギデオンはハナの旅に同行したいと言い始めた。

進路指導カウンセラーという専門職に就いていて立派に自活しているハナは旧来の結婚観に縛られない女性。高名な人類学者であった伯母の故エリザベス・ノード女史の非常なまでの自己表現の道に憧れを抱き結婚という進路に踏み切れなかった。ギデオンは仕事の成功がすべてである勝負師のような人生を送ってきたが、ハナを追ってアリゾナ州ツーソンとワシントン州シアトル間を行き来し、さらには広大なアメリカを縦断してカリブの島へと飛び回る羽目に陥ってしまう。ギデオンはいつも軍服風のいでたちで自立心旺盛なハナを男を必要としないアマゾン族の女になぞらえていた。ハナは惹かれ合うギデオンと結婚という関係を結ぶのを躊躇っていた。それはギデオンのような個性の強い男性と結婚すれば自分を見失ってしまうのではないかという懸念があったからだ。

出会ってすぐにギデオンに忠告をしたハナ。そして弟の会社を救いたい為に勝負師のようなギデオン相手にカードゲームでイカサマまでしてしまう。そんなハナに強い興味を引かれたギデオン。そしてハナも個性の強いギデオンに多大な関心を寄せていた。楽園のようなカリブの孤島は二人の間にあった情熱に火をつけて燃え上がらせる。情熱を分かち合ってもハナは今後の生き方に迷っていた。伯母のように生きたいとも思うハナが伯母の遺品を持ち帰ってからハナの周りで不審な事が起き始める。

強いハナが迷う姿は誰にでも有るのかもしれない。仕事を持つ女性が結婚に踏み切れないでいるのはハナのように誰もが結婚に迷うからだと思う。結婚で自分は何を無くすのだろうか、何を得るのだろうかと考えるハナ。非婚女性が増える今日、ハナの迷いに共感出来る事が多いと思う。わたしにとっては結婚って正解だった気がする(笑)

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コメント

*aprile さん

こんばんは。

確かに結婚するかいなか、特に女性はそれで人生が決まる面もあるので、悩むでしょうね。

やっぱり男も女もずっと若くはいられないので、一緒に年輪を刻んでいく相手がいないのはどうなんおかなと・・・後であわててもそれこそ難しくなりますもんね。

それから幕末ですが、戦国に比べてちょっと複雑ではありますが、少しかじるとすごーく面白いですよ。

ぜひ、篤姫からおためしくださいね~!!!!
上記の嫁ぐ、嫁ぎ先に生涯をささげるという意味でも、世の中の女性は既婚者も未婚者もみるべきかと!!!!(すいません熱くなってしまって)

投稿: 「感動創造」 | 2008年1月12日 (土) 17時28分

「感動創造」様
うわ~「感動創造」さんが熱くなってる。
男女の関係に対する考え方の多様化が進んでいるから結婚という形に捕らわれない人達も多いですよね。
やっぱり形式的ではあっても結婚という形を取るのが一番いいんだと思います。
わたしは嫁ぎ先にではなく主人に生涯を捧げたいです。

投稿: *aprile | 2008年1月15日 (火) 16時09分

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