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2008年1月10日 (木)

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Photo ちょっと気になる作家の作品を読んでみました。これが以外に面白くてお気に入りの作家に追加です。作者の名前はテス・ジェリッツェン。彼女は内科医として働く傍ら育児休暇中に小説を書き始め、緻密な描写の医療サスペンスを多数発表しているそうです。

「真夜中に電話が鳴って」(原題:Call after Midnight)はテスのデビュー作です。

*あらすじ* 夫ジェフリーの死を告げる一本の電話からセイラの人生は狂い始める。セイラは結婚した相手の名前を知らなかった。信頼していた夫ジェフリーが名前も仕事も偽ったスパイだったと知った時、セイラの愛は幻と消えた。しかし、セイラは夫の死に疑問を抱くようになる。夫は生きているかもしれない。夫ジェフリーを探し出して真相を知らなければ前に進めない。セイラは夫の死を知らせてくれた国務省のニック・オハラと共にジェフリーの行方を追う。優しく包み込んでくれるニックにセイラも心を許すようになるが二人はセイラを追う組織とCIAの駆け引きの中で翻弄される。

セイラは国立衛生研究所に勤務する生物学者。彼女の世界は夫ジェフリーとミクロの世界が全て。窓の無い研究室で顕微鏡に向っているのが好きだったのに夫の死を知ってからはそこが息苦しくなっていた。結婚した相手の全てが偽りだったと判ると今まで彼に対する愛まで偽物だったようだと苦しむセイラ。こんなセイラと行動を共にするニックは正直すぎて外交官には向かないタイプ。思ったことを口にしたり同情心から関わらなくていい問題にまで関わってしまう。二人がジェフリーを追うのと同時にある組織がセイラを追い始める。そしてそこにCIAまで絡んでくる。

この本を読んでいて「本当に自分の夫の事を知っているのかな?」と思ってしまいました。全てを知るのは無理でしょうが、ある程度は知っているつもり(笑)もしかしたらわたしもセイラと一緒で夫の事を本当は何にも知らないのかもしれません。本の中でも離婚したニックが「妻の事を本当に知ったのは離婚してからだった」とか「二度の離婚で悟ったんだ」っていう件は男も女も相手を知ろうと努力するけれどそれがいつも報われる訳ではないと言っているみたいでした。男と女って難しいですね。

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